よくある質問(Q&A)

Q&A 気になる疑問にお答えします。

Q

系統連系とはどのような意味ですか?

A

受電している電力会社の配電網に並列に「eLINK」(発電設備担当)を接続することを系統連系と呼びます。系統連系を行う場合は、お客様の契約されている電力会社への系統連系申込が必要となります。申込の詳細は下記営業窓口にお問い合わせください。

Q

系統連系での給電はどのようなメリットがありますか?

A

系統連系は、電力会社の電力を補助する形で「eLINK」が給電します。したがって、電力の使用方法は「eLINK」を接続する前から変更する必要がありません。また、給電開始電力、給電最大電力を設定することにより、「eLINK」がスマートにピークカットを行ないます。

Q

停電時の電力供給は自動で切り替わりますか?

A

自動では切り替わりません。停電の原因や周囲の安全を確認し、主幹のブレーカがOFFの状態を確認した上で、自立運転を開始してください。

Q

運転モードとその使い方はどのようなものですか?

A

運転モードには5つのモードがあります。

  1. 充電運転:車両に充電します。
  2. 給電運転:系統の電力を補助する形で車両から分電盤に給電します。(系統連系)
  3. 自立運転:車両から分電盤に単独で給電します。
  4. 予約運転:指定した時間に給電あるいは充電運転します。
  5. EMS運転:上位EMSから遠隔で充放電制御ができます。

Q

充電期間はどれくらい?

A

最大出力(4.5kW)で充電すると、電池容量がゼロに近い状態から満充電状態まで、日産LEAF(40kWh)で約9時間、三菱i-MiEV(16kWh)で約3.5時間です。

Q

どのような設備工事となりますか?

A

給電する対象の低圧分電盤(単相3線200V)に「eLINK」の1次側配線を接続し、本体は施設内の駐車場に設置します。設置にあたっては、分電盤の改造、動力線・信号線の配線などの電気工事と、設置のための基礎や付帯設備の工事が必要となります。詳細は下記営業窓口にお問い合わせください。

Q

接続できる機器はどれぐらい?

A

非常用電源として使用する場合の最大出力は5kWです。最大出力を超えると「eLINK」は過負荷で停止します。使用する電気機器は、お客様でこれ以内になるよう制限してください。平常時の給電で使用する場合は、系統電力を補助する形で給電するため、「eLINK]により使用する電気機器の容量は制限を受けません。

Q

塩害地、寒冷地には設置できますか?

A

耐塩害地、耐寒冷地等の仕様には対応していません。使用条件によりますので下記営業窓口にご相談ください。

Q

医療機器の給電に使えますか?

A

人命に直接かかわる医療機器への給電には使用できません。その他の人命に影響を与える恐れのある医療機器に給電する場合は、下記営業窓口にお問い合わせください。尚、医療電気機器を使用している方は本体の操作はできません。心臓ペースメーカー、ICDなど医療電気機器を使用している方は本体には近づかないでください。

Q

ユーザー認証はどのように使うのですか?

A

タッチパネルから決められた認証コードを入力して、使用することができます。

Q

メンテナンスは?

A

日常点検と年1回の定期点検を推奨しています。フィルターは消耗品になります(年1回交換推奨)。詳細は下記営業窓口へご相談ください。

お問い合わせ・
営業窓口

<販売元> 椿本興業株式会社

営業窓口:オートドライブ営業部 TEL 045-324-1016

※eLINK:文字及びロゴは株式会社椿本チエインの登録商標です。
※ECHONETLite:エネルギーマネジメント等サービスを実現するための通信仕様、エコーネットコンソーシアムの商標です。
※CHAdeMO:CHAdeMO協議会によって開発された、EVの急速充電規格です。
※Modbus TCP、LEAF e+、LEAF、OUTLANDER、i-MiEVは各社の商標または登録商標です。